おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

間違えてばかり

外出自粛の協力を日に2度、防災無線でお願いされている、おやまーです。 何だか気疲れしています。 寝ていたくなります。 寝ていてもいいのかもしれません。 でも、人は動物、動くもの。 今の世の中の状況をざっくり言えば、 人類全体の病いで、休養で済め…

刺繍を施す意義

暖かな日和を幸いに、会期終了の迫った催しへ。 裂が語る物語 共立女子大学博物館での展示(明後日14日まで)は、 桃山時代~江戸時代の染織品や名物裂(海外からの品)、 見本帳や押し絵など当時の様子が見える品が並びます。 展示数は少ないものの、復元された…

14673日目の目からウロコ

晴れ。 予定をキャンセル。 引きこもりをり、少々寂しい。 毛糸で編みたいものがあり、 やはり今シーズン中に使いたい、と思い立ち、始めました。 最近流行りの段染め糸。 これはマルティナさんのアトリエで扱うシリーズ。 ドイツのopal毛糸です。 他のシリ…

ボーダレス展 つづき

21世紀アートボーダレス展では、絽ざしの作品も数多くありました。 バッグや草履 アップリケのように貼られた着物や屏風 小箪笥や小箱 額 艶やかで多彩な絹糸の美しさ 滑らかな表面は、確かな手技 細やかに描かれた絵の美しさ 色の細かな切り替えは、画力 こ…

ボーダレス展のこぎん

国立新美術館の21世紀アートボーダレス展にて。 こぎん刺しの2枚組のタペストリー 広い展示会場で、水を得た魚のよう 私の先生の作品です 手工芸の多彩な分野の展示会に 鎌田先生が会長を務める藍と白の会が出展 こぎんタペストリーが10点ほど並んで 壮観で…

キルト&ステッチショー東京2019

備忘録 最近作品集を出した、 三浦百恵さんのコーナーは、立ち止まって観る人多し。 丁寧な手仕事に足が止まる。 じっくり見たくなる。 下絵もきっちり描かれていて、お人柄が見えるよう。 刺しゅう作品を探す。 キルトの方がメインという感じ。奥側にある。…

2019 私の針仕事展

こぎんの先生の作品が展示されていると聞き、見てきました。 パッチワーク、押し絵、刺しゅう…、 こぎんや菱刺しの小ものの、細やかな作品に目を奪われた後、 ありました! 先生のタペストリーや数々の作品が。 壮観! 小ものも。 先生の本に掲載されたもの…

14491日目の別れ

暑さ爆走中。 本日、休養日。 いつも使っているSuica入れが、かなりくたびれているなと思い、 洗って、ほどいてみましたら。 こんなに汚れていてビックリ! 今までよく頑張りました。 仕立て直すつもりでしたが、これは難しいですね。 内側だったところも、…

デザインの面白さ

不思議なんです。 こぎん模様のパターンは、全部同じです。 上半分と下半分で、配色を変えて刺しました。 (画像はフィルターかけています) 半分ずつ見ると… 全然違うみたい! これだから面白くて止められません。 配色や模様の組み合わせを生徒それぞれが自…

創作の源泉

先日出かけた、同じ会期の手工芸展二つ。 昨年までは、どちらにもこぎん刺しの展示がありましたが、 今年は違いました。 手工芸作品展では、クレイアートや絽ざし、手まり、七宝などが目に留まり、華やかな印象。 ビーズ織の大きなタペストリーが圧巻でした…

14368日目の編み物

休養日。 ふと思いついて、買い置きの糸をかたちにすべく勤しんでいます。 ごく淡いピンクの色、心も浮き立ちます。 ゼムクリップは目印。 編み物用のリングも売っていますね。 でも手近にあるこれを、つい使っていて、 時には安全ピンも動員したりして。 も…

和の刺しゅう模様

見るだけでも楽しくて、手元に置いておきたくなる本。 こぎん・菱刺しと通じるものがあり、絹糸の繊細さがすてきな絽ざし。 ------- 美しい和の模様を、クロスステッチ図案にまとめた本 日本の粋なデザイン 和のクロスステッチ図案帖 遠藤佐絵子 日本ヴォー…

思いがけず(絽ざしとこぎん)

東京交通会館ゴールドサロンにて開催中の絽ざし展(~4/6) 最近、手ほどきの本を出版された黒川直子さんのお仲間の作品がたくさん。 バッグやカード入れやアクセサリー、額の大小等々。 どれもこれも素敵で、いろいろな表現に目を見張る思いでした。 配色もど…

14190日目の振り返り

寒さを感じるようになり、ずっと書いていなかったことに気づく。嗚呼。 その間も、山あり谷あり出会いあり再会あり、無事に過ごしておりました。 一昨日は、人生初体験を。 棉紡ぎを、コマのような道具(スピンドル)で。 ワタの塊から、糸が引き出されてくる…

14120日目の一段落

晴れ、いくらか気温が低い…とはいえ30℃超え。ふはあ。 こぎん刺しが、刺し終わり。残るは糸始末。 いつも設計図も作らず、気分次第の成りゆきで刺している。 だから、刺している途中で違う模様にしようと、ほどいたり、バランスを考えて収拾つかなくなったり…

13926日目;毛糸

晴れ。残雪が凍りついている。 Opal毛糸は、とてもきれい。段染め、といっても一本を手繰ると幾つもの色がでてきて、編み地は思いがけない色合いになる。ソックスに適した細さだから、なかなか進まないはずなのに、編むことがとても楽しくて気がつくと進んで…

13917日目;草乃しずか展

晴れ。吹く風の温度は穏やかでも、陰の冷えは格別。 草乃しずかさんの展示に、最終日に出かけることができた。 日本刺繍という繊細な針仕事。屏風や着物の大作には、費やされた時の量にも圧倒される心持ち。 古書の図案帳から作り出された数々の模様のパネル…

こぎん刺し;フェリシモキットの功罪2

十年近く前だったろうか。キットを見つけ、こぎん刺しが取り上げられた!と喜んで頼んだ。 津軽で生まれた素朴な美しさ…そんなタイトルで ポーチやペンケースを作るもの(今も出ている)。 でも、こぎんとは違っていた。 奇数で刺していく伝統模様ではなく、北…

くみひも;フェリシモキットの功罪

組みひもづくりは憧れ。一度、体験講座を受けて、木の丸台でストラップを作ったことはあるものの。 絹のくみひもが作れることに惹かれて頼んでみた、フェリシモのくみひも専用ツール。 組むための台と、お試し絹糸がセットになっているもの。毎月配達のくみ…

たかが針というなかれ

こぎんセットを取り出して。 このところ別のことにかまけていたので、えーっと…、という感じ。 手にしたセットには、いい方の針が入っていた。よしよし。 こぎん用の入れ物が2つあって、違う針を使っているのです。 最初使っていたのは5本¥300位だったか…

できた!

図書館で借りた和裁本を参考に縫っていた浴衣ができあがった。 縫い目はギザギザ、折り目はバザバザ、寸法いい加減。柄合わせなんて何それ?な感じだけど。家で着るんだもの、いいんだ。 母の実家にあった品。裁断しほんの少し縫われていた、誰のものかわか…

13831日目

秋の夜長、編みものが心地よい。 敷物を作ろうと、古典的な編み方で四角くぐるぐると。 長編み3、くさり1。単純なリズムがよい。簡単に様になる。昔からの知恵なんだな。 編んでいると、昔の女性たちとどこかつながっているような感じ。変わらない日々の営…