暖かい。 近所へ用足しに、下駄を履いて出かけた。案外快適。厚手の足袋ソックスで冷たくはなく、靴より軽く。 ただ、歩き方が下手なのか、ペタペタ音が。靴下が厚いのであまり響かなかったけれど、なんだかカッコ悪くて。 ハイヒールで美しく歩く講座がある…

ここ二、三日極冷え。冬眠したいくらい。 動きが悪くて、下書き記事をやっと上げた。 ココアといえば、甘いものと思われているけれど。 外で飲むココアは私には甘すぎて、自分で作るときは砂糖なし。 今日は牛乳もなかったから、お湯だけで作った。 牛乳の甘…

十年近く前だったろうか。キットを見つけ、こぎん刺しが取り上げられた！と喜んで頼んだ。 津軽で生まれた素朴な美しさ…そんなタイトルで ポーチやペンケースを作るもの(今も出ている)。 でも、こぎんとは違っていた。 奇数で刺していく伝統模様ではなく、北…

冷やっと流れる風と、ぽかぽかのお日様と。 用が終わった日暮れ時、久しぶりにお気に入りのカフェへ。 イチオシは抹茶あんみつ。デパ地下の有名店のあんみつよりずっと美味しい。 けれど今日は温かいものがほしくて、抹茶オレを。 トレーで運ばれてきたのは…

さほど寒くはないようす。 風邪注意報で気温がよくわからない。動きも重いので、引きこもり。 暑さの頃には野草で緑に満ちていた庭も、だいぶ淋しい。そろそろ刈り入れか。といっても収穫はないけれど。 野草は毎年少し様子が変わる。種類の入れ替わりがあっ…

雨上がりの午後、外は意外と暖かく感じた。 天羽やよいさんの菱刺しを拝見する。 お寺の本堂という場所は、名も知れぬ女性たちが続けてきた営みを供養するためでもあった。 どんな素晴らしいものでも、暮らしの中に組み込まれなければ続かない。用の美だった…

暖か。穏やかな日和が嬉しい。 虫干しなんてしない横着者だけれど、着物に風を通そうと取り出して広げた。 それぞれにまつわる想いと美しさを改めて確かめたひととき。 私にとっての想いはあっても着ることはない品を、誰に手渡せばいいのか。 この子たちの…

パソコンを使うことが億劫になって久しい。 億劫が高じて、動かなくなったパソコンをそのままに、ガラホでネット運用している始末。 書き物や調べものが楽になり、人との関わり方が変わり、パソコンはなくてはならないものとは思う。けれど目を刺激する色や…

久しぶりに通る草地。 虫の音が響き、みどりの中には黄色のタンポポ、濃ピンクのムラサキカタバミ。澄んだ空気に晴れ晴れした空、ぬくぬくの日射し。 まさに小春日の景色。 草の中に入れないのはとても残念。 でも囲いがワイヤーなのは、無粋を和らげてくれ…

年賀切手発行の消印 みかん食べながらのんびり過ごすお正月をイメージしてみました。(写真上) 6月に値上がりしたハガキ料金ですが、年賀ハガキは52円のまま。 そのため、この消印を52円の年賀切手に押すには、10円切手を貼らないとならないのですね。 それも…

本日は休養日なり。 持病のあるこの身、休養はするものではなく、必須という言葉で表すものでもなく。 身体からの指令。 つまりは、身体が重くて動けない。 もしくは、目が覚めずに寝ている。 従わざるを得ず。 それはそれとして、自らの優先順位で何かをし…

タイトルは、昨日触れた森まゆみさんの本。 上野公園や谷中・根津・千駄木という地域を中心にした、江戸・明治～昭和の地図からみえる町の姿、長く住んでいた人が描いた地図、住んだ人の語りで歳月と重ねた町の姿。 ざっくり言えば、そんな内容です。 暮らし…

日中暖か、お出かけ日和。 森鴎外。面構えのよい方。 鴎外記念図書館が、今は記念館となっていた。 展示をみると、軍医と文筆や文芸誌を出すこと両方をこなし、さらには植物にも関心があり、日記や作品の中に数多く記載があるという。地図も作っているし、な…

晴れやすい文化の日。 ではあるけれど、風邪注意報発令中の我が身。家に引きこもっておりました。 チクチク、サクサク、手仕事と、玄米の新米の旨さをよく味わう日、ということにしておこう。

組みひもづくりは憧れ。一度、体験講座を受けて、木の丸台でストラップを作ったことはあるものの。 絹のくみひもが作れることに惹かれて頼んでみた、フェリシモのくみひも専用ツール。 組むための台と、お試し絹糸がセットになっているもの。毎月配達のくみ…

前にも読んだ本を、また借りていた。 忘れていた上に、心に留まるところが違うから、再び読み味わう。 幸田文の箪笥の引き出し/青木玉 著 この家族がもつ芯の強さ。きもの文化の豊かさ。 私の身近では感じられない芳しき薫りを放つような内容で心地よい。 時…

気持ちよい晴れに、お出かけ。 夕方、屋上に行ってみると、太陽が建物の下へ隠れてゆくところ。暖色と寒色がやわらかく混じりあう空色がとても美しく、雲も素敵な彩り。 左手には膨らんだ半月が、これから灯りを点そうと控えていました。 写真にはできず、心…

使用局は少ないようですが、インクジェットの消印です。 シールみたいな切手に押されると、ただの印刷のよう。昭和時代からの切手好きからすれば、気品が感じられず寂しい限りです。 かつては差出した地域の地名だった消印、今はその原則が崩れました。船橋…