図書館で借りた和裁本を参考に縫っていた浴衣ができあがった。
縫い目はギザギザ、折り目はバザバザ、寸法いい加減。柄合わせなんて何それ?な感じだけど。家で着るんだもの、いいんだ。
母の実家にあった品。裁断しほんの少し縫われていた、誰のものかわからない布を、長身裄長でふつうはサイズが厳しい私も何とか着られそうだったので仕立てる気になった。
それにしても、和裁の合理的なこと。ほぼ直線縫いだから、手で楽に縫える。間違っても簡単にほどける。ヘラの印つけは、消えないが目立たない。寸法の変えどころは少ない(既に印つけしてあったので、かなり利用できた)。
もっと若い頃だったら、本格的に習いたいと思うほど興味深い。
身体にピッタリ合わせようとする洋服だったら、裁った後に大きいサイズに変更など、まずできなかっただろう。
生き返ってくれて、よかった。
ついでに、先日書いた手編みの敷物も、毛糸がなくなったので完成(^^;
いい加減は、よい加減。