気がつけば九月もあと一日。
最近急に涼しくなり、
台風が近くにあったり、
厳しい気候の連続です。
よく休みをとり、体をいたわりたい日々。
そんな中でしたが、
八戸へ出かけました。
八戸といえば?
さすが本場でした。
白い南部せん(知ってはいた)
ちょっと斬新なネーミングのもあるんだね。
(硬さが違うのかな?)
減塩の南部せんべいもあるのね(塩気そんなにあったっけ?)
抹茶、珈琲なんてあるんだ!
チーズ!?…これは買わなきゃ
紅白ゼッド?祝い事向け?(糖衣になっていた様子)
福耳~☆(いっそ耳だけにしてほしい:-)
千葉っ子は、ごま、豆(落花生)くらいしか目にしませんが、
もしや激辛とか、海藻、イカ、菊、ハーブとか、あるのかしら?
せんべい焼き実演コーナーはやっておらず。残念。
いつか焼きたてを…
旅をしても、食の幸には行き着かないのはよくあること。
私には優先順位が低いんだなあ。
*
菱ざし…こぎん刺しとは姉妹のような技法…の作品を観るのが目的でした。
自身で糸を染め、布も独学で織り創作し、この夏本を出した天羽やよいさんの作品展。
個展と違い、菱ざしの歴史も感じられるもので、
作品の帯は全面が見えるように展示してあり、圧巻!
10本以上あった帯の多くが、刺した裏側も観られるようになっていて、
菱ざしのよさが際だつ、素晴らしい展示でした。
以前東京の展示会でお会いした作家さん、今もお元気で嬉しかった。
個展はもうないとのこと。
作品を目にする機会ももうないのですね。残念ですが…
どうかお健やかに。
その土地に根ざすことの強さ、
そこから生まれたものを認め愛すことの力、
それで豊かさが育まれるのだなと感じます。
展示スタッフの方の菱ざしや作家への愛情に、
思い返しては温かな気持ちになっています。
素敵な展示をありがとうございました。