こぎんの先生の作品が展示されていると聞き、見てきました。
パッチワーク、押し絵、刺しゅう…、
こぎんや菱刺しの小ものの、細やかな作品に目を奪われた後、
ありました!
先生のタペストリーや数々の作品が。
壮観!
小ものも。
先生の本に掲載されたものばかりですが、
グラデーションの色合いや、刺し糸が醸し出す凹凸の質感は、写真には出ないのです。
それに、どうでしょう?
これ、裏側ですよ。
始末の美しいこと。
大きなタペストリーは、広い場所にあって美しさが際立つもの。
いつもの作品展の画廊では、窮屈そうにしているものが、堂々としています。
だから、会いにいってよかったと、心から感じました。
他の刺繍や手仕事それぞれが、美しく見事でした。
でもね、私はこぎんに惚れ、先生に惚れているの。
だから残念なんです。
こういう展示にはつきものの、材料や作品の店の中に、こぎん材料どころか、キットすらないことが。
パッチワーク系の店が大多数。
こぎんや菱刺し、日本に生まれ育った刺しゅうの祭典が、いつの日か開かれるといいな。
(私の針仕事展は、9/5まで、池袋西武百貨店にて)