おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

たかが針というなかれ

こぎんセットを取り出して。

このところ別のことにかまけていたので、えーっと…、という感じ。

 

手にしたセットには、いい方の針が入っていた。よしよし。

こぎん用の入れ物が2つあって、違う針を使っているのです。

最初使っていたのは5本¥300位だったかと。

ある時、先生が持って来られた立派なケース入の針※。4本¥800(いずれも税別)、居合わせた仲間で1本ずつシェア。

 

お値段にも驚いたけれど、使ってみて再度ビックリ。コングレスみたいな目の荒い布で、こんなに刺し心地が違うものなのかと。

どうにも説明できないのだけれど、刺しよくて。長時間刺すのが少し楽になるような。でもきれいに刺せるかは別(^-^;

 

これは本当に使ってみないとわからない。たまたま仲間といたから、つい買ったけれど、いいと聞かされただけだったら、きっと買わない。前のがダメになってもいないしね。

(貧乏性が先に立つから、いいものを追及する芯のある作家にはなれそうにないなあ、私)

 

あ、前の針も使っているのは、掛け持ちになるためです。靴のように交互使いで長持ちさせようという魂胆ではありませぬ。

 

というわけで、この針を持つと時々思い出します。先生がいて、仲間がいるから、私の世界が広がっているということを。

ありがたいことです。

 

 

※チューリップ株式会社のこぎん針

 メーカーサイトによれば、こぎん職人の意見により誕生とのこと。日本製の針は今や貴重ですが、使い手に合わせて作るメーカー魂も健在とは、心強いですね。