曇り、肌寒い。
秋の小湊鉄道の旅へ。
千葉からの電車でボックスシートに座れて、旅気分上昇。
天気の悪さを帳消しにするような幸運でした。
改めて見ると潔い駅名
お変わりなく、猪くん
ベンチは変わった?
趣きのある表示があるのは↓
今は使われていない連絡通路
空いている広告枠には自社広告が
(こみなと待合室の案内)
本日はこれに乗車
久しぶりの200系
アクリル板の仕切りがついていました
前は見たいものね、ありがとう
アワダチソウやススキの群れがあちらこちらにある秋景色。
ときには線路の両側から列車を歓迎するかに見えてきます。
ススキのようで姿が違うのは、もしや荻?
曇り空の下、柿の実やカンナの黄花が映え、
コスモスの群れも見かけました。
稲の刈った跡がかなりありました。
穂を湛え刈りどきの区画、出穂しながら緑の稲も。
無事に育ったことに安堵します。
よき秋の風情を満喫していたら、いつの間にか終点へ。
あれこれあった本日の用件を済ませ、変わりなきを確認し、
帰途についたのは日暮れどき。
駅についた頃にはすっかり暗くなっていました。
赤系のキハ40が養老渓谷へ向かっていくのをワクワクしながら見送り、
長い待ち時間の後、ようやく来た一両の列車の頼もしいこと。
車内の明るさが人の空間を明示しているようで、
守られているように感じられます。
車窓は遠くのあかりしか見えません。
街の方では周りも明るくなりますが、
そんな変化もまた、ここならではの風景。
今日もよき旅でした。