本体が壊れ、残ったふたを捨てられなくて。
何かに使えるかもー、あ、使えたよ。
ガラスや陶器の保存容器の相方を失い、
新たなパートナーを得て活躍中
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ジャムなどの空き瓶を、母は食品の保存容器に使っていた。
ジャムの大瓶を使ってヨーグルトを作る。
沸かした麦茶を飲料の空き瓶に入れ、冷蔵庫へしまう。
私が子どものころの日常風景だった。
今は使えるような容器が少なくなり、
何よりも、いい容器があっても回せない。
リユースのときは、たまに新しい空き瓶にバトンタッチ。
使い続ければ、ふたのパッキンの汚れが落ちなくなるから。
日常買う品の容器なら、次の空き瓶も自然とキープできた。
でも今は。
食材がなかなか減らない、少量でいいわ、となって。
大きな容器のものを買う機会が減っている。
暮らし方が変わり、自然とリユースが遠くなっている。
では今は。
できることをみつけていたい。