照ったり降ったり、不安定な日和。
夜になって外出したら、クチナシの花に目が留まりました。
今まで気づかなかったなぁ。香りに。
写真って、溜まる一方ですね。
フィルムの頃と違ってかさばらないものの、
保存する場所に困ります。
満杯に近づいたデータフォルダを眺めても、
整理がつくわけもなく。
ふと、昨年の今ごろは?一昨年は?とみていくと、
2019年の写真にびっくり。忘れていました。
東京駅、丸の内側にて
ルート・ブリュック展をステーションギャラリーで観た帰り。
いつもは素通りする場所へ気持ちが向いていたんですね。
歴史ある建物は改築されましたが、丁寧に再現しているのがわかります。
展覧会のサイトやチラシも残っていました。
ルート・ブリュック 蝶の軌跡 | 東京ステーションギャラリー
フィンランドの風土が育んだ表現やものに満ちて、
あたたかく穏やかな空間だったことを思い出しました。
フィンランドへ行きたいと熱烈に願ったこともあったけれど、
最近は熱が失せていて。
たまに彼の地の気配に触れてうれしくなる、
今は、そのくらいのほのぼのな熱量。
10年前の今日は、朝から日付を越えるまで手術室にいました。
よくやりました。私も医療スタッフの皆さんも。
いろいろなことが起きるのは、生きているから。
来年、数年後は、現在からは思いもしない感慨を持つのかもしれません。
こうであったらいいなという方へ、向かっていきましょう。