汚れものを拭う小布を作ろうと、古い布を裂きました。
手でピリピリと裂いていくのは、いいストレス解消。
切り込みを布端にハサミで入れれば、あとは裂き放題。
あっけなく終わってしまいます。
木綿なのか、天然繊維でかなり古い布、
ちょっと引っ張ると裂けるところもありました。
布にもいのちがありまして。
風化して、命を終えていくのです。
それは、弱いことなのでしょうか。
化学繊維は丈夫すぎて裂けません。
汚れを拭う使い方はできません。
縫い糸はポリエステルだったらしく、
しっかりしていましたが、さようなら。
たまにこんな作業をするのも、楽しみの一つ。
ここまで古い布は滅多にありませんけれど、
手拭いやサラシのような布は裂いて使って、
最後まで役立ってくれてありがとうと、見送ります。