寒さ薄く、よき日和。
御瀧不動尊へ。
三が日に出かけたのは初めて。屋台が出て、入口は大混雑。
先ずは空いていた観音堂へ。
脇では獅子舞いのお獅子が子どもに福を授けている。気がつけばBGMに子守唄。むかしの子どもは対象外?
本堂から伸びる長い列に加わる。歴史ある門の彫刻や天井画をこんなじっくり眺めたのは初めてかも。
門に静かに寄り添う大樹、陽ざしに輝く銀杏、蕾を持つ桜など、落葉樹が見守り、時折鳥の群れが上空をゆく中、30分ほどで本堂にたどり着く。
鐘を衝き、賽銭を手にしたまま拝むと、賽銭入れてから…と耳に入ってきた。う~ん、先払いなんですか?投げ入れたくなくて、後にと思ったのは間違いなのか。いや賽銭箱に近づいて拝むが最善だったか。前の人たちは鐘の場所で止まっていたからつられたけど、遠慮してはいけないのですね。
大師堂へ。こちらも人気少なく、さっくり終えて降りると、石に彫られたお大師様(たぶん。法具を持っていたので)が目に留まる。ご縁を有難う御座います。
招き猫500円と、列の先の100円と、おみくじは2種類。並ぶ方へ。角柱を振り出るは77番。係の方が渡してくださる。意外にも凶。77歳は喜寿というのに…と連想したけれど、違うものなのね。
急がずゆっくり事を進めればよい、と心を決める。
すっかり体が冷えてしまい、温かいもので一服し、さわやかな心持ちで帰途へ。