青空に小さな雲が軽やか。よい日和。
勢いづいて、大神宮へ。
この辺りでは最強かもしれない人出。鳥居から長い列が歩道を埋めている。
ともあれ並ぶ。警備の人たちが出ていて誘導が上手く、歩道の2列から鳥居内は4列になり、意外に早く進んでゆく。
列の左側にパイプが渡り、そこから流れ出る水で手を清める特別仕様の手水。さすが、というか、それしかできないねぇ。
いつもの手水は囲われて使えなくなっていた。
参道両脇には屋台がぎっしり。でも立ち止まる人は殆どなく。
石碑と楠が屋台の後ろ側に見え、樹は煙くないかな、足元踏まれてしんどいだろうな~、でも賑やかなのはいいかな?などと思いながら。
いつもと全然景色が違うけれど、大勢の人がいても爽やかさを感じていた。
いよいよ順番が迫り、いつもある賽銭箱が取り払われ奥に設えた場所に入れるのをみて、これは来てよかった!と。
鈴を鳴らす頃には列は乱れ、押しあうことなくそれぞれのペースでお参り。
奥の鏡が見え、いつもより少し本殿の近くでお参りできて嬉しかった。
こちらのおみくじは、ちっちゃなお守りが入っているもの。大黒様の入った大吉を引き当て、ほっこり。
昨年は熊手、一昨年は違うものだったから、今年は商売に関わるとよい?
今年こそやりたいと思うことで引いた大吉、応援されているのだね。
摂社末社へ挨拶する余地なく、出口へ向かっていくとお酒や縁起物が並んでいる。お酒も振る舞いではないようで。う~ん…。
小正月ごろ訪れたことはあるけれど、三が日はやはり特別。
私は賑わいよりも神社の佇まいが好きなんだということが今回よくわかった。
並んでいたのは30分ほど。昨日よりスムーズに感じた。
鳥居前のガラス張りのカフェが、道に出て温かい飲み物を出している。歩きながら飲食できる人がうらやましい。中で一服、とも思ったけれど、落ち着かない気がして帰途についた。