おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

かほくKOGIN FES. ー紅花の里へ

久々のブログになりました。

書きたいことはあって、追いつくといいのですが

 

週末、旅に出ました。

こぎん好き注目のイベント、

2回河北こぎんフェスティバルへ。

www.town.kahoku.yamagata.jp

 

新幹線に乗ったのは何年ぶりでしょう。

山形新幹線さくらんぼ東根駅で下車。

駅前の木を見たら

こんなに成るんだ!

さくらんぼの旬に来て、気分が湧きます。

 

駅から会場の河北町紅花資料館まではシャトルバスを利用。

バス停には社会福祉協議会のマイクロバスがいて、

町総出のイベントだと実感。

道中、さくらんぼ畑や田が多く、川もあり、緑と水が印象的。

建物がゆったり建っている様子が羨ましく、

いつもよりも息がしやすいような気がしました。

だいぶ経って、まだかなと思う頃、商店街を通り、

銀行やお店や郵便ポストを見て、町の生活感が感じられました。

もうじきか、と思いましたが、まだ先がかなりありました。

ひとり自力で来たら心折れそうになったかも。

 

着いたのはこちら

蔵があり、堀があり

大きな鯉がたくさんいました。

 

趣きのある門から広い屋敷内へ。

いくつかある建物それぞれでワークショップや展示などがあり、

その建物も古くからある立派なつくり。

歴史ある建物や昔の暮らしぶりに触れられるので興味津々。

資料館の企画展で、紅花の着物を鑑賞、この地の歴史も学び、

紅花を見て、こぎんを見て、散策して、買い物をして。

こぎんや紅花に触れて感じる空間を満喫しました。

ハウス内は満開

 

濃紅になり、やがて散る

 

外では伸び盛りの紅花

どこに紅色を持っているのでしょう。

 

アジサイのつぼみをたくさん見ましたが、まだ色はなく、

ふなっしー地方より季節の進みは遅め。

名残のエゴノキの花とサツキの花

 

白壁も窓の様子も見事

散策していて見つけた水車

エンジンのない時代、石油が貴重だったころ、

動力に使われていたのでしょう。

 

こぎんマルシェには、販売作品や材料・図案集が並びます。

カラフルな糸が並び、大人買いしたかったー!

昭和のおうちみたいな場所でのこぎんざし、素敵でした。

掛け軸に「紅花」の文字があったけど全体を読めなかったのが残念。

蔵では、展示作品の数々。

紅花を表現した作品が愛らしくて一番印象に残りました。

かかとのあるスリッパの甲にこぎんざし、

素敵なのだけど、なにかもったいない気がします。

 

売店には、こぎんのパッチワークタペストリー。

大きさ-たくさんの刺し手のパワーにため息。

 

大人買いを抑えた結果がこれ

左の紅花染、紅絹の色を思わせる濃い色を選びました。

紅絹は着物の裏によく使われ、眼病は紅絹で拭くといいといわれたり。

昔の人は何か薬効を感じていたのでしょうね。

 

売店の紅花染の品やお雛様に惹かれ、ベニバナの種子にも惹かれ。

播いて育てたくなりますが、ちょっと難しい…、

身分相応に?、紅花茶で手を打ちました。

 

駐車場にキッチンカーが出ていて、お腹も満ちました。

傘がいるか要らないか、でも時折しっかり落ちてくる雨。

気がかりを抱えた陽気でしたが、

素敵なものにたくさん会い、美しい色を入手し、幸せな時間でした。

スタッフの方々に助けられました。ありがとうございました。

 

その後、別の手工芸展示を見ました。その話はこちら

 

www.benibananosato.jp

 

 

 

 

隅から隅まで堪能したものだから…

ちょっとは残念なことにも出会うのさ