晴れたり降ったり。
日暮れの後に外に出たら、ムシっとする。
空にはまん丸お月様。
ダイソーのこぎんキットって、今もあるのでしょうか。
部屋の整理でだいぶ前にもらったものが出てきました。
長年こぎん刺しに親しむ私には邪道な気もしましたが、
どんなものか、この材料で何かつくってみようと思い、開封しました。
(指示と違う模様になることはほぼ確実)
二種類あって、下はこぎん模様ではあるけれど、
上の柄は…、ただ刺しただけじゃないですか!(手抜き?)
写真左側が1セットの中身。
手に取って考え込みました。
布が硬く、針が通りにくいのです。
初心者には刺しにくいだろうなぁ。
今刺している布と比べてみました。
キットの布は、すきまが小さい
こぎんに適した布(右側)は、たて横の糸がよく見えて
刺す糸が通るすきまも大きい
針も違いまして。
キットの布と針は、クロスステッチ用と思われます。
クロスステッチにしちゃおうか。
でも、私はこぎんの刺し手だからこぎんをしたい。
布の糊を落とせば、布は柔らかくなり刺しやすくなるのでは?
洗って試してみよう。 ←今ここ
進展あればまた書きます。
こぎん刺しの初心者の方は、刺しやすい材料で刺してみてほしい。
上の写真右のような平織りでも、
刺しやすい布と刺しにくい布とありまして、
目の細かさ、織り糸の太さが同じで見た目は違いないようでも、
刺しやすさはかなり違います。
上手くできないのが材料のせいか、不器用だからなのか、
経験があれば判断できますが、初めてなら難しいし、
上手くいかなければ、やりたくなくなりますよね。
だから、本当にやりたいと思ったら、
手芸店で売っているものや、
作家が出しているものをお勧めします。
習うこともお勧め(体験の機会もあります)
このキットの布の織り方は特殊なので、
これで上手くできなくても当たり前。
私もこの材料では刺したくないもの。
根付を作った人が言う
ダイソーのキットを途中で投げ出しても、
自分は不器用でしょうがないと思わないでくださいね。