ほころんでる
厚いから開くの大変そう…
日だまりにはオオイヌノフグリの空色の小花。
河津桜もピンクを少し増しています。
うららかな陽気、
おひなさま展示があるというので見てきました。
商店街の空き店舗にいくつもの段飾りを並べる展示が数年続き、
その建物がなくなって、
会場を市の施設に移したとも聞きました。
(去年は中止だったかも。私の記憶ですので定かではありません)
それが商店街に戻ってきたのですね。
町会館と空き店舗の2ヶ所に分かれての展示。
元時計店では、ショーウィンドウに二組、
店内には五段飾り、七段飾りが数組。
このカメラでは無力でした
調度品が気になります
タンスに長持、針箱、火鉢…
最下段には駕籠(かご)、牛車
乗り物が二つあるんですね
少し違うものも
針箱の隣に鏡台が
私の実家には、母の里にあった大正時代のお雛様の一部があり、
ないものや、買い足したらしく模様が少し違うものもあるので、
一揃いあるとついついじっくり見てしまいます。
プラスチックのなかった時代は、
こういった細かなものも、漆塗りで手描き。
気の遠くなるような職人技。
このお雛様はいつ頃のものかしら。
欠けることなく飾られて、見てもらえるなんて、
大事にされ、愛でられている証拠。
おひなさまにとって何よりの幸せ。
行事を楽しめるのも、幸せなこと。
いろいろなことがありますが
思うに任せない日々であっても
それぞれの方の胸に希望の灯が見えるよう祈ります。