3/11に書いたものが下書きのままになっていました。
震災関連の話題が今日もラジオから流れてきて、
悲しいという感情にヒットしました。
そっとしておいてほしいけれど…
*
晴れ、早春の一日。
振り返ることも、想いを新たにすることも、必要。
ただ、日付が意味を持ち、
誰かの素敵な記念日の色が塗り替えられていたなら、
それも悲しいこと。
だから、静かにしていてほしいと私は思う。
それぞれがそれぞれの場所で、それぞれのタイミングで、仕方で、
想い、祈りを捧げればいい。
あの日、大きな揺れの直後、窓の外の建物が倒れている光景が見えた。
それは一瞬の幻、部屋を出ても前と変わらぬ景色があった。
私の幻を超える映像を見たのは、翌日だったろうか。
あの、圧倒的な大きな力に耐えて、ここにある身体。
壊されそうな荒波に耐えて、ここにある心。
今ここにいるみなさん、
今日を生きていてくれて、ありがとう。
震災という同じ経験では繋がれなくても、
個人的な経験として大きな力や荒波に揺さぶられた方、
よく頑張ってこられましたね、
生きていてくれて、ありがとう。
私もそのひとり。
自分へも、同じ言葉をかけます。