おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

14653日目の牛乳湯葉

思わぬことでした。

 

温かい牛乳を飲みたくて、小鍋をコンロにかけ、

別のことをやりはじめて、そちらへのめり込み、

はっと気付いてコンロを見ると…

鍋の上を覆うように白い幕。

あわてて火を消し、中を見れば、

底の方に少しだけ、白いものが。

 

ふきこぼれ、音が立ち惨事を知るのは、いつものパターン。

なのに、静かに静かに牛乳は煮詰まっていったようでした。

コンロの受け皿にもこぼれていたものの、焦げ付くでもなく、

鍋の内底のきつね色も、何やらご愛嬌ほどのやわらかさ。

煮詰まった牛乳は甘みを増し、食感は湯葉のよう。

 

たんぱく質が固まらないうちにとコンロを拭くと、

甘いミルクの香りが部屋に漂って、幸せな気分になりました。

鍋はしばらく水に浸け、ゴシゴシこすっていくと、意外と簡単にきれいになりました。

日々、味噌汁やスープを作るのに大活躍の小鍋くん。

こすっている時に、そこに思いが至り、感謝が沸いてきました。

 

作ろうと思っても、作れるものではない、

やろうと思っても、できることではない、

そんな、素敵で不思議なひとときでした。