昨日は小さな旅へ。
家を出たときの冷たい雨は、いつしか上がり、
小湊鉄道の風景は、薄いグレーの空に、茶や緑のくすんだ濃淡。
たまに見える樹の花は、山茶花か椿でしょうか。
幾つか見かけたブルーシートの屋根が痛々しく、しんみりとします。
けれど、鳥の群れが一斉に飛び立ったり、
白鷺の姿を見かけたり、
静かに動く気配も感じられました。
検査結果は良好。次回は春に。
と本日のメイン事業を済ませ、会計を終えると、
いつも乗る時刻のバスがなくなっていて、1時間待ち。
レストランも休止中。
病院にいると病気になりそうで、散歩したりしましたが、
ちょっと困りました。
帰りは房総横断コース。
冬枯れの田畑には陽があたり、ぬくもりが感じられます。
針葉樹が立ち並ぶ林や田畑の整然とした佇まいは、長い時間をかけて人々が手を入れてきたから。
後に続く人がいることを願いながら、台風の傷跡のある街を走って来たのでした。
次回は菜の花の終わる頃ですが、
用事を入れずにゆっくりと
桜どきか菜の花どきに出かけるつもりです。