おやまーの日々

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逆ヘルプマークとヘルプカード

逆ヘルプマーク

すてきな発想です。

「逆ヘルプマーク」 清水区の小学生発案:朝夕刊:中日新聞しずおか:中日新聞(CHUNICHI Web)

 静岡市の小学生らが、障害者や困っている人たちに「協力が必要なときは声をかけて」という気持ちを示すための「逆ヘルプマーク」を発案した。実用化を持ち掛けられた静岡県は(後略)

(2019年9月25日 中日新聞朝刊)

 

健康な人が、いつでも手助けできるわけではないでしょうし、

ヘルプマークをつける人が、いつも手助けが必要なわけではないでしょう。

 

マークは、きっかけ。

助けたいと思う人、

助けてほしいと思う人、

思いがつながるといいな。

***

ヘルプカード

千葉県船橋市では、ヘルプカードを配布しています。

 

「配慮や手助けをしてほしいこと」

を裏面に書いて使えます。

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中面は、かかりつけ医療機関や連絡先の欄。

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助けが得やすいコミュニケーションツールになっていて、上手いつくりだと思います。

 

ヘルプマークだけの時はピンと来なかったけど、これは利用したいし、広がってほしいな。

日本伝統工芸展(2019)

恒例の伝統工芸展へ。

染織を中心に鑑賞しました。

 

今年は佐賀錦の作品がいくつもあり、つややかな菱形模様が目を惹きました。

菱形を見かけると、つい、こぎん刺しの模様と比べるのは、刺し手あるあるかもしれません(^_^;)

 

今年は こぎん刺しはありませんでしたが、アイヌの織物・アットゥシ織の帯があって、

高貴なものと感じていた伝統工芸展が、庶民の品も評価する方向に変わってきていると感じました。

 

常連の方の挑戦的な作品、

手を変えない端正な作品、

テーマを追求している作品、他、

たくさんの作品で、満腹満足。

 

全てひととおり観て回り、今年は大きな柄が描かれた作品が少ないように感じました。

大皿いっぱいに植物、漆の箱に大きな景色、そういった印象に残る大きな柄がなく、不思議な気がしました。

 

賞に輝いた作品は、さすが、どれもすばらしい。

他に印象に残ったのは、久留米絣のコスモという作品。藍地に球が浮かんで見えてくるような、不思議な感覚。

繊細な絽の帯も、着けてみたくなります。

 

技を伝えるビデオが例年のように流れていますが、いつもは置いてある椅子がありません。

休憩しながら見るのが私のパターンでしたが、それができなくて困りました。

休みどころを探してウロウロ。

会場の方に伝えればよかった…

 

ともあれ、578点の作品の熱気に触れ、刺激を受けました。

那須高原 藤城清治美術館

昨日、那須高原藤城清治美術館に行きました。

 

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道路から こびとたちに迎えられ、

ケロヨンやねこたちに案内され、

美術館建物へ。

 

いや、まだです。

途中にチャペルがあります。

藤城先生がこだわりぬいたステンドグラスが。

秋晴れの下、写真では現せない美しさ。

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起伏のある道をゆき、ようやく入口に到着。

 

まずはカフェにて。

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こびとの椅子もすてきでした♪

椅子の販売もしていましたよ。

思い切りの要るお値段でした…

 

たくさんの作品、

楽しい仕掛け、ケロヨンのコーナー、水や鏡との競演、などなど

どれも素晴らしい!

 

ところどころ椅子があり、ゆっくり落ち着いて観ることができます。

 

美術館という器で、作品の見えかたも変わるのですね。

教文館で観た作品も、こちらで観ると違った力を感じます。

 

念願だった場所。

何度も往復して観ていました。

 

外の空気を吸いたくなり、バスの時刻を無視して建物を出ました。

 

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栗の実が落ち、木々様々。

小さい葉のカエデが一番目につきました。

 

小さな草花もいっぱい。 f:id:Oyamada23:20190927215332j:plain

これはホトトギス

 

門のそばの自販機

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横にも!

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緑の空気に包まれながら、ベンチでしばし休憩。

 

他の施設を回る巡回バスは、門のすぐそばに停まりますが、館内で乗車券の購入が必要です。

気付かずここまで来てしまい、友人が往復してくれました。

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一回券、運転手さんに渡してしまいました。

 

路線バスの停留所は、かなり先にあり(一軒茶屋)、帰りは下りですが坂道。

一人で来ていたら遭難したかもしれません。

 

障害者用駐車場は、建物入口近くにありました。

歩くのがつらい方は、確認して、気を付けてお出かけください。

 

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門はしっかりした和のつくり。

 

 

玄関口の黒磯駅にて。

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このラックに、なぜか藤城美術館の案内は置いてない…

もしかして、毎年改訂され、入れ換えできないから?

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