あちこちで工事をしている東京八重洲。
先日、久々に出かけたときに散策したら、
新しいビルの前に、池というほどは深さのない、水盤のような水面。
その真ん中から立っていた木のようなオブジェ。
東京の木には葉がないんだ…、なんて思っちゃいました。
ビル続きの日陰をしばし歩き、
落葉した街路樹ごしに広がる青空にホッとし、
信号待ちの交差点で陽を浴びて、一息ついた心持ち。
東京は遠く感じるようになりました。
変化するスピードに追い付けず、新たにできた店や場所に馴染めず。
対応するパワーが私になくなってきたからかもしれません。
でも会いたい人たちが集まる場所があるから、ここでなければという店があるから。
今年最後のこぎん教室で刺激をいただき、ほしかった色の糸を選んだ23年の東京納め。
12束買うと割引になっていた刺繍糸、余分をついつい選んで、やることをまた増やしたのでした。