曇っており、さほど高温ではないが蒸す。
鉄道の回数券は、廃れていくのでしょうか。
JR東で廃止になったのは昨年でしたか、
新京成は今月いっぱいで発売終了とのこと。
少々寂しい。
今は電車に乗る回数が少なくて、
ICカードで手間なく改札できれば楽なので必要としませんが、
回数券を買うというのは、
私にとっては、出かけられる元気があるということでもありました。
体調がイマイチだった若い頃、回数券を買うのが嬉しかったな。
定期券も憧れで、会社勤めでしばらく定期券持ちになったけど、
程なく体のために勤務日数を減らしたので、回数券生活に。
私の体調メーターのようでもありました。
そういう、目標というか目安がなくなるんですねぇ。
券を買わなくても改札を通れるようになったということは、
お金が個体から液体になったようなものですね。
鉄道会社とのお約束を形にして駅や電車を利用していたのが、
形なく、お金の数字だけが減っていく…。
約束も液体とか気体になったみたい。(感じにくい、わかりにくい)
便利だけど、理解しにくい理屈になっていて、
ついでにジェネレーションギャップも生んで。
ICカードが普及して十数年、
当たり前に生きるにも賢さを求められ、
複雑な方向へ進んでいるように感じます。