穏やかな日曜、鉄分補給を兼ねてのお出かけ。
千葉駅から外房線経由の電車に乗っていると、
建物の多い地域から田園の視界のひらけた風景へと移ります。
土気駅手前のトンネルを抜けると、ぐんと空気感が違うよう。
こちらの駅で降ります。
福俵に東金、なにか幸せになれそうな
目的地はこちら
八鶴湖(はっかくこ)
さらっと一周できそうな大きさ。(一周約800mとか)
周りの樹々は桜。
花や緑の季節は素敵でしょうね。
そしてもう一つ
タイムスリップな景色
八鶴亭
駅から10分足らず。
レストラン営業しています。
Lakeside Restaurant 八鶴亭 – 湖畔の国登録有形文化財建物
丸ポストは現役。別に書きました↓
東金高校の正門
他にも趣ある建物やお寺がありました。
湖の桟橋より
弁天様
ハスのウテナ
夏には花咲いたのでしょうか
たんぽぽや春の花も
湖畔をぐるっとまわる途中、
大鳥居が現れ、くぐってお参りを、と進んで行くも、急坂となり断念。
ここの神様は、きっと高いところから町をしっかり見守っておられるのですね。
湖巡りはここまで。
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駅へ向かう公園で発見
何かと思えば、公衆トイレでした
近辺の建物は、今では見ない細工、一部がタイル貼りの外装など、
昭和の風情が多々残っていますが、閉店、廃屋が目につきます。
歴史を記す説明板が風化しているのも気になります。
観光をすすめるだけの体力が失われている印象を受けました。
追記
東金駅を出て市の中心部へ向かう跨線橋は階段のみとなっています。
階段が使えない場合、踏切まで回って行くしかないようです。
このあたりの配慮ができない事情があるのでしょうか。
電車移動、階段を避けたい私は、気軽に訪れる気になれず残念に思います。
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駅事務室
開放的なつくりだったものが、現代は…
改札も精算も自動、人助けも?
人(駅員)が何もかも対応していた時代からの変遷を感じます。
木造です。
上をよく見ると
線路側へ広げてます
先へ出した部分にケーブルが。
昔は必要なかったものを足したのでしょうか。
アーチ型
よく見ると趣がありますね。
この駅舎はいつのものか分かりませんが、開業は1900年だそうです。
帰りは遠回りコース、成東から総武本線経由の千葉行き。
それでも千葉から1時間半まではかからず、近く感じました。
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私の住む市で、国の文化財だった玉川旅館がコロナ自粛の影響で廃業し、
2、3ヶ月後には解体され姿を消したという事件がありました。
八鶴亭は存続が危ぶまれたようですが、
地元の方々の熱意により営業が続いているようす。
東金では時間の流れが緩やかなことと、
地元の財産と感じ動く方々がいたからだろうと、現地へ赴いて感じました。
今回は余裕がありませんでしたが、
ハ鶴亭のランチをいただきにまた訪ねることにします。