穏やかな一日。
今年の泥らっきょうがやってきました。
下処理の手間を考えて悩むのは毎度のこと、今年は結局2キロ注文。
幸い、今日はゆとりがあって、やるぞ!気分満々。
この日のための特大ボウルと鍋、容器を召集し、
流しが詰まらぬよう考えつつ泥を洗い、
きれいに切って、塩まぶし。
本日できるのはここまで。
ゴミをまとめて、流しを洗い、ひと息つきました。
疲れるけど、ラッキョウをひとつずつ手にして思うのです。
こんなつややかな白いものが泥の中で育まれるなんて。
たらいの濁り水にさっと潜らすと濁りを弾いて輝くよう。
それも命の輝きなのかもしれない、なんて…。
採りたてを漬けてみたい、とつい思ってしまいます。
どうしても芽が少し伸びた状態で届きますから。
らっきょうの加工場では、どうなのかしら?
食べるのはあっという間ですが、
手をかけるという言い方もありますが、
らっきょうに一段深く楽しませてもらっている気もして。
こんなふうに、年に一度の腕まくりを今年も無事務めることができました。
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しべの曲線、つぼみの姿
不思議でおもしろい造形ですね (スイカズラ)