おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

立浪*

風は少しあるが、穏やかな日和。

 

かんきつ類の花が咲き始めました。

様々な白い花を見かけるこの頃。

道端のこれも。

シロバナタツナミソウ(白花立浪草)

ところどころでみかけます

姿から波がたつ様子を思い浮かべて名付けられたようです

タネのサヤの形が不思議

 

一ヶ所だけ、この色がありまして(もっと紫寄りの色です…再現できません)

こちらがタツナミソウ

紫の波なのね

 

この草は、あちこちへ広がることはないようですが、

逆に言えば、何かの拍子に絶えてしまうかもしれなくて。

雑草とひとくくりにしてみる人には、

あってもなくなっても変わらないのかもしれません。

でも、あまり移動せず、繁殖力が強くない種類ならば、

いつのまにか消えることがあるので、

ほかの草に置き換わることがあるので、

季節がめぐって同じ花を見かけるとホッとします。

公園のそばの地面に、白い花がらがたくさん落ちています。

見上げると、うんと高いところに花が。

ニセアカシアの季節なのですね。

最近は伐採されて数が減り、目に入るところに花がないので、

気をつけていないと見落とすところでした。

伐採されるようになったのは、生態系に影響を与える外来種だからだそうで。

以前は並木にしていましたし、蜂蜜を取る花ですし、

木材として、薪として、炭にしても利用価値が高いとか。

(参考:ニセアカシア - Wikipedia)

利用するために多く植られたのではないのか。

今は木を切って使うことが減り、問題になっているようにも思えます。

それって、ヒトの都合ではないかと、モヤッとした気持ちになります。

人の暮らし方が変わったために、植物も影響を受けているのですね。

 

連れてこられたり、厄介者にされたり。

それでも淡々と自分の暮らし方をしているのが、植物。

もし意思があって、話をすることができたなら…?

ゆっくり話を聞いてみたい。