日暮れの後、雨が降ってきた
突然ドーンと大きな音が響く
雷の一撃…
春雷という言葉もあるけれど
沈丁花も花開いているけれど
いきなりは無しにしておくれ
お雛様に厄災を乗せ流しゆく
川に流せば今では問題だけど
そんな風習が昔はあったそう*
折り紙のお雛様に想いを込め
厄災は持ち去っていただこう
不安も連れていってもらおう
そんな風習が広がればいいな
*流し雛の元は
身に付いた穢れや祟りなどを人形に移し
船に乗せて流すものだったそうですね
現代にいる身としては、
どうにもならない厄災を
同じように流したくなります
*
松本零士さんの訃報に接し、
昭和が一段と遠くなった気がします。
宇宙に旅立ったのでしょう。
ご冥福を、と言っていいものか…
安らかな旅路をお祈りします。