晴れの穏やかな日。
香りが漂っていたので、ああ今年も…、と思いました。
今年も、つぼみを見る間もなく咲かれた…と。
年に一度の機会、逃して負けではないけれど。
つぶつぶのつぼみをじっくり見たことがあり、
色も枝に紛れているようなものが、
いつどうやって華やかな色に変わるのかと、不思議で。
観察できるのは、年に一度きり。
それを逃して、ちょっと悔しい。
たくさん咲いた一昨年
ここの樹は今年は花は少しだけ。
最近樹形を整えられ、花のつくはずの枝も容赦なく切られました。
頼まれて切った人は、何の木か知らなかったのでしょう。
時期を、相手のことを考えてほしいものです。
(なんというか、心ないことを、しないでほしいなぁと思うの)
農家の実りも年一度。
一生かけても経験できるのは50回くらいか。
そう思うと、日々は変わりないようでいて、年月は貴重。
秋の花々、秋の実り、紅葉・落葉。
節目を迎える草木とともに、時の流れを感じる秋。