いい日和。
用足しがてら、緑地へ。
チガヤの若い穂かな?
これからふわふわになっていくところかと思います。
陽の下でその光景を見れば美しいのですが、
除草しにくい厄介者でもあります。
この近くで駆除が必要な草を見ました。
まだ硬い緑色の蕾ばかりのオオキンケイギク。
咲けば黄色の花が美しく、植えたくもなる草。
けれど元々生えていた草を追い払う勢いで増えていく。
そんなこともあり、オオキンケイギクは特定外来生物※ に指定されています。
道端などあちこちで咲いている小さなケシ、
ナガミヒナゲシも、駆除した方がいいといいます。
指定されてはいませんが、
周りの植物の成長を抑える物質を出し、ケシ粒(種)を大量に撒くので、
爆発的に増えることがあるそう。
周りの植物は相当迷惑だろうな。
周りの成長を抑える物質を出すといえば、
昔、セイダカアワダチソウがススキを追い払っていき、
いずれはアワダチソウばかりになる恐れがあると言われていました。
今は勢いは鈍り、周囲と調和する感じですが、
それまでに30年年くらいかかっているのでは?
自然に任せればいいのかもしれませんが、
人が交通機関を使うようになり、遠くの植物を運ぶから起きることを、
緩やかに暮らしていた頃の常識でみていていいのかどうか…
カタクリやワラビなど、たくさんの植物の生活圏を壊して、
さらに生活を脅かすようなことをしていていいのかどうか…
そんなことを考えてしまいます。
花が次々と移ろっています。
ああ、この時期がきたのだなあと目にしたのは。
たくさんの白花が下がったエゴノキを見かけ、ほっこりした今日の散歩でした。