残暑が続いています。
今日は亡父の命日。
我が家では、生きている者を優先し、
暑さの中出かけることもせず、思い出し供養。
病を抱えケアが必要という時、実家を離れ、
初めての稼ぎを渡しに行った時は休んでいて、
そのまま言葉は交わせないまま逝きました。
ずいぶん悩み、身体が二つあればと願い、
もどかしい思いでいっぱいの日々でした。
あれから20年あまり。
親不孝な部分はありましたが、後悔よりも前向きでいられ、
もしや人は制約の中でも一番良いときを選んで逝くのでは、
そんなふうに思わせてくれて。
ありがとう。
お互い素直じゃなかったのは、たぶん似たもの同士だから。
貴方を確かに受け継いでいるようですよ。
背丈は同じくらいでも、体格が違うせいか、
父の万年筆は扱いづらく、いつも引出しの奥。