おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

冷や麦とそば茶

この夏は冷や麦にハマっています。

見ることが少ない気がする冷や麦。

我が家の乾麺の買い置きは、そうめんと蕎麦でした。

(うどんは暑い時は茹でないので置いておきます)

生協のカタログで冷麦が目に留まり、

そういえば子どもの頃好きだったな、

長らく食べてないな、と、夏の初めに頼んだのです。

ざるで食べてみて、驚きました。

太めのそうめんではないか、

そうめんとうどんの中間ではないか、

そう思っていたのですが

するっと感がとても心地よかったのです。

繊細なそうめんと違い、サイドの食べ物を選ばず安定感もあります。

見直しました。

 

それまでの私と同様、子どもの頃、母が作るのもそうめんと蕎麦でした。

冷や麦は、蕎麦屋へ行った時にしか食せないもの。

氷水の中の白い麺は涼しげで、あしらいがあるのが珍しくて。

食欲が乏しくてもするりとお腹におさまる、

たぶん、そんなところがよかったのだろうな。

子どもの時からそば好きだった母には理解できなかったようで、

栄養のあるそばを食べなさいと、圧を受けたことも(笑)

おそばは、もくもくしていて苦手だったなぁ…

今は蕎麦のかおりを欲する時も。大人になったなあと思います。

 

自分の好みに今さらながら気づいてから、

自宅で容器に氷水を張って、涼とともに冷や麦を味わっています。

 

夏はずっと麦茶を作っていました。丸麦をヤカンで沸かして。

けれどここ数年、なんとなく美味しく思えないでいたので、

今年は麦茶をやめました。

代わりに、朝お湯を沸かし、ほうじ茶を

麦茶に使っていた網に入れ、ドボンと浸けて冷まして出来上がり。

簡単で、暑さが楽になりました。

猛暑になってからは、そば茶を入れて冷やしています。

ほうじ茶よりも、そば茶の方が美味しく感じます。

蕎麦には体を冷やす作用があるそうなので、そのせいかしら?

出がらしは食べて、栄養分を残らず身につけて。

ゴミも減って助かります。

 

体にいいこと、という情報はたくさんありますが、

今の自分が心地よいものは、自分で感じ取るしかありません。

ここ数年、そこにアンテナを張っては来ましたが、

心地よいものに気づかずにいることは、まだたくさんありそう。

感覚を磨いていたいものです。