使っていたインクが、もうじき終わる
これだけ書いたんだなぁと、感慨が湧きます。
デスクペンのコンバーターに何度入れたのか。
この瓶を開けて三、四年、いやもっとかな…
もうコンバーターでは吸えないので、
つけペンのようにペンにつけながら、
日記など書いています。
次の瓶が手元にあっても使い切りたくて。
普通、ペンだったら、急に書けなくなってポイですが
(愛用のボールペンなら芯の入れ換え)、
これは余韻があるのがいいところ。
カラになる様子もスカッとします。
父の書棚にもこの瓶がありました。
ラベルのデザインは変わったと思いますが、
このかたち、落ち着きます。
*
2、3日前には、シャープペンシルが動かなくなりました。
使いやすくて、長年快適に使っていたので残念ですが、
プラ製で修理どころではないもので、諦めました。
それで手持ちの筆記具を改めてみると、
パイロット製品が続々…
上、昔使っていた万年筆(親譲り)
中、ボールペン(親が放置していたもの)
下、シャープペンシル(小学生の頃、誕生日に貰った)
シャーペンは芯が折れるので修理が必要、
ボールペンは、芯を替えれば使えるはず。
銀色のシンプルなかたちが好ましく、取っておいたのです。
しかし両方ともパイロットだったとは。
今まで気づきませんでした。
万年筆は、今は見ないペン先。
調べたら、型番は「スーパー100」と判明
コンバーターも今はないかたちでした。
金属の筒のお尻にポッチがあり、
その中にゴム製のインク袋がはまっていたものです。
私が手に入れた時には、ゴムが劣化していて使えず、
同じ型のコンバーターもなく、
同じメーカーなら大丈夫だろうと買ったものを、
ボロボロのゴムを取り除いてから
押し込んで使えるようにしたのです。
そのコンバーターも今のとは違い、
ゴム袋を板バネで押すもので、非常に扱いにくい。
今のものにつけ換えられるのではないか?
規格は大きく変わらないはずと思うのですが、
嵌ったものがびくともしなくなり、お手上げ。
そんなこんなでお蔵入りになったのでした。
そういえば、
晩年父が使っていた万年筆はセーラーでしたが、
インクはパイロットだったんですね、
セーラーのインクは家になかったから。
万年筆は私には扱いきれなかったけど、
インクの好みは受け継いだみたいです。
型番を調べるのに万年筆系のサイトを見ていたら、
いろいろな万年筆に興味がわき、ほしくなります。
書ける手は一本、頭も一つしかないのにね。