夜の薬を、気がつけば3日続けて飲み忘れ、
不穏な感じにムカムカしました。
不整脈の薬、やはり効いていたんだ、と実感します。
食べた直後に飲めば、食事の余韻が消え、
くすり味になるのが嫌で間を開ける。
その間に、一休みと横になったら、そのまま寝込む。
それで飲めなかったのです。
対策は…、さてどうましょう?
私は心臓ペースメーカーを付けているのに、不整脈の薬が必要。
不思議な気もしますが、キカイが規則的に命令を出しても、
うまく回せない時があるのでしょう。
ペースメーカーを付けたとき、
もしや死ねなくなるんじゃないかと思ったりしました。
死んでも心臓だけ動き続けるんじゃないかとも。
調べたら、どうやらそれは違うようで、
身体が弱れば、動きなさいと命令されても動かなくなるらしく。
それが命というもののようです。
それはそうですよね、
身体が無理といっても命令があれば動くなんて、
そんな非情なこと…
身体は機械ではないのです。
機械や薬物に支援された身体で、私は生きています。
機械はおよそ10年ごとに電池が切れるので交換。
薬はどこで作られているか、メーカー任せ。
その上医療も必需品。
感染症で物流が止まることがあるとわかり、
人口減で働き手が少なくなる先行きが見える中、
機械や薬に頼る医療がスタンダードのままでいいのか。
小さい子どもにもこんな治療法、彼らが中年になる頃には?
経験者として複雑な想いを持ちながら、
自分の抱える弱さを自覚しながら、
今日も調子を整え暮らしています。