先日、街の雑貨店の閉店セールに行き当たりました。
前は見て楽しんでいた店内、品はもう3分の1ほどしかなく、
好きな文具を見ていて、値引き価格をみれば、
もの悲しくなってきます。
不思議ですね。
ペンならペンの機能は何も変わらないのに。
文具店の棚の一本であれば、
必要なら選ばれ、定価で買われていくものが、
閉店間際のお店にあれば、
使われずに命を終えるように思えるのです。
だからといって救うつもりで買ったとしても、
家で使われずにいたら変わりない。
だから、使う予定の筆ペンのカートリッジだけお会計。
でも、驚きました。
前に買ったカラー芯のシャープペンシルがたくさんあって。
元々プチプライスのものが9割引、 駄菓子屋みたいと思いました。
これは私が使っているもの。
(濃い目の色に写っています。A6ノートと比較)
この芯は消しゴムで消えます。
カラー芯でこの細さというのも、すごい技術ですよ。
技術があっても、ものが豊かでも、幸せとは限らないから。
必要なものを必要な人に渡せるようになるといい。
これからは、きっとそんなふうに。