指ぬきがほしくなる縫い物を始めたく。
前からある指ぬきは緩くなっていて。
買い置きの加賀指ぬきキットを使い、完成。
左側は緩くなった前作。
初めてで恥ずかしいほど糸の並びが荒い。
今回も透けたところがあったりするけど、
リカバリーも多少心得て、格段にきれい。
指にちょうどいい。
つややかな絹糸に触れると、安らぎます。
とはいえ扱いが難しくて、たまのお楽しみくらいがちょうどいい。
こういうものを思いつく、人間の知恵。
受け継いだ人、キットの形にして伝えた人。
手芸は、携わった昔からの人たちと繋がることでもあると思います。
有り難きかな。
今日はもう一つ、
小物を編んでプレゼント。
送って気づけば、写真なく。
ああ、残念。
編み物は、一本の長い糸が思いがけず様々な形になる不思議。
糸を見て、あんな形になるなんて想像できたろうか。
それも歴史の積み重ねから出でた貴重なもの。
思えば、知恵のリレーでたくさんの人たちと繋がっているのですね。