押入れから、途中で放置していたものを出し、作り上げました。
半着です。
布の購入時に、裁断・印つけまでを行うオプションを頼み、
一昨年くらいに縫い始めたのですが…
衿つけに怖じ気づき、止まりました。
布が重なり、曲線がある長い距離を縫うのは、ハードルが高かった。
三つ衿芯の付け方もわかりません。
手元には和裁本がありません。
図書館は休み、買うなら内容を確かめてからにしたい、
お手上げかと思いきや、ネット上の情報に助けられました。
パーツがすべて繋がり、袖を通して着てみると、内からじわっと満足感が。
うれしい。
これでできあがりとするには難があります。
なにか、中の布が捩れているよう。
でも縫い直すのはいつでもできる。
今はできた喜びを身にまといたい。
そして、次に作るものの準備を始めています。
押入れに押し込んだ過去を未来につなげる、
それも大切なひとときかもしれないと感じながら。