新宿でランチやお茶、というと、お店はさまざまありますね。
でも、昨日は思いがけず昭和な老舗2軒となりました。
おひとりさまの道行き、
寒くてお腹を満たしたかったランチ。
行ってみたいと思った甘味系のお店が頭に浮かび、
ググると食事メニューがあり、迷わず向かいました。
●時屋
小田急ハルクの先の方(地上)
どらやきが有名、どらえもんの好きなどらやきはここのものとか。
特大のどらやきも気になります。
買ってみたくなりますが、今はちがーう!と
生姜焼き定食を。
どらやき推しの店で生姜焼き?
出てきたお皿には、まごうことなき生姜焼きが濃厚な感じのタレをまとって鎮座。
タレが絡んだ玉ねぎ少々が乗っています。
奥には荒く刻んだキャベツ。
油が絡んでいたので、軽く炒めたのかしら?
かまぼこ、きゅうりの漬物もあります。
大きめの碗のご飯、
手鞠麩、三つ葉に豆腐の味噌汁は、柚子が香ります。
昭和な定食。
最近の付け合わせキャベツは千切りのことが多く、荒っぽい切り方に少したじろぎましたが、
しっかり甘みが感じられて、食べごたえがあります。
味噌汁の柚子は、松の内だからでしょうか。
気持ちも満たされました。
甘味は次の機会を楽しみに。
大きなどらやき、シェアしたりもしてみたい。
予定を終えた帰り、一服したくて喫茶店を見るもピンと来ず。
気がつくと、メトロ食道街。
墨絵のパンの香りにつられて、ジャムの映えそうな小さいバゲットを思わず買い、
入ったのは、こちら。
●追分だんご
イートイン的な狭いスペースですが、席があってラッキー。
だんごの2本セット、白あんとゴマあんを。
(珍しいものを選びがちな私)
昆布の佃煮を添えて出てきたお団子には、あんがたっぷり。
ゴマあんは意外にあっさり。
柔らかいお団子、3本いけたかも。
寿と書かれた祝い箸の心遣いがうれしく、生け花も。
目もたくさん楽しみました。
人が混み合う街では、つられて気が急いてしまいますが、
昭和なお店は、時間がゆっくり流れていて、落ち着きます。
オアシスのような貴重な場所、末永く続いてほしいです。