観てきました。
去年に続き、こぎん刺しが2点入賞、展示されていました。
岩木山を描いた貴田洋子さんの作品は、
くっきりと碧い山頂、夕景のような紅黄樹。
鳥は帰るところでしょうか。
昨年も山を描かれていましたが、
色柄の違いで印象がまったく違います。
少し離れてみて、目を奪われました。
鎌田久子先生は、色をぼかし、シャープな作品。
やわらかな色合いに、春を感じます。
そのせいか、白い壁に馴染み、目立たない印象でもあります。
作風は違いますが、どちらもすてきでした。
工芸だけでも多数の作品がある日展。
他の分野も合わせると、3000点以上あるとか。
午後4時からのトワイライトチケット400円で、
お目当てのこぎん、工芸を中心にざっくり見るのが私流の楽しみ方。
ふつう当日券1300円のところ、
閉館までの2時間はワンコインもかからないなんて、
トワイライトチケット(ちょっと見チケットと私は呼びます)は
素晴らしいシステムですね。
お目当てをピンポイントで見たいとき、
時間が空いたとき、
ちょっと行ってみようかと思いますもの。
ここ(国立新美術館)だけかしら?
以前は、膨大な作品の発する何かに圧倒されましたが、
受け流すことができるようになったようで、あれこれ楽しみました。
同じフロアの日本画にも素敵な作品をたくさん見つけましたよ。
眼福、満足~☆
東京は国立新美術館で24日まで展示の後、
各地へ巡回してゆきます。
機会がありましたら、ご覧になってください。