おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

日展のこぎん

観てきました。f:id:Oyamada23:20191120130353j:plain

去年に続き、こぎん刺しが2点入賞、展示されていました。

 

岩木山を描いた貴田洋子さんの作品は、

くっきりと碧い山頂、夕景のような紅黄樹。

鳥は帰るところでしょうか。

昨年も山を描かれていましたが、

色柄の違いで印象がまったく違います。

少し離れてみて、目を奪われました。

 

鎌田久子先生は、色をぼかし、シャープな作品。

やわらかな色合いに、春を感じます。

そのせいか、白い壁に馴染み、目立たない印象でもあります。

 

作風は違いますが、どちらもすてきでした。

 

 

工芸だけでも多数の作品がある日展

他の分野も合わせると、3000点以上あるとか。

 

午後4時からのトワイライトチケット400円で、

お目当てのこぎん、工芸を中心にざっくり見るのが私流の楽しみ方。

 

ふつう当日券1300円のところ、

閉館までの2時間はワンコインもかからないなんて、

トワイライトチケット(ちょっと見チケットと私は呼びます)は

素晴らしいシステムですね。

お目当てをピンポイントで見たいとき、

時間が空いたとき、

ちょっと行ってみようかと思いますもの。

ここ(国立新美術館)だけかしら?

 

 

以前は、膨大な作品の発する何かに圧倒されましたが、

受け流すことができるようになったようで、あれこれ楽しみました。

同じフロアの日本画にも素敵な作品をたくさん見つけましたよ。

眼福、満足~☆

 

東京は国立新美術館で24日まで展示の後、

各地へ巡回してゆきます。

機会がありましたら、ご覧になってください。