おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

14488日目の喫茶

暑さ続く。

今年は夕立がなくて助かるけれど、干からびそう。

 

出かけようと、電車に乗って行ったけれど、

車内で気持ちがめげました。

駅から目的地までの外歩きを想像して。

今日はやめておこう、と、途中下車。

ふだん降りない駅で、外に出ました。

 

ドラッグストア、飲食店、コンビニ、銀行…

チェーン店ばかり目に入ってきたのですが、

この地らしいものはないかとキョロキョロ。

と、見つけました、喫茶店を。

 

パンや菓子の売り場と繋がっている、昭和なお店。

中に入ると、話し声が賑やかで、活気があります。

 

ケーキセットがお値ごろ。満足。

 

お皿に店名が入っていたり、

店員さんの制服が素敵だったり。

こんなお店が健在で、うれしい。

***

いろいろなケーキがショーケースに入っているのを、

通りがかりに間近に眺められる喫茶店がありました。

先月突然閉店して、今はただ暗いだけのスペースに。

 

いつでも立ち寄れて小休止できると思っていました。

ショーケースの美しいものを、気に留めていました。

そのお店が私に安心や楽しみを与えてくれていたと、

無くなって気づきました。

 

先に注文するスタイルの店は数多ありますが、

疲れている人にとっては、しんどいものです。

 

座って、やれやれとメニューを眺めるときの、安堵感。

持ってきてもらった水の、美味しさ。

品物が運ばれてきたときの、わくわく感。

それを味わえる喫茶店は、真のオアシスだと思います。

 

だから、駅=街の出入口そばに、そんな店があると、安心なのです。