アスパラガスを茹でていただきました。
今期初めて。
旬の食べ物のうち、欠かせない野菜です。
マヨネーズを少し。
口に入れて噛めば、香りが広がって。
味わえば身体に喜こびが響いてくる。
今はこんなふうに味わえますが、子どものころは大嫌いでした。
今とは香りが違うように感じられ、口に入れていられないのです。
何で?と言われましたが、食べたくない香りとしか説明できない。
感覚なので、言われた方も理解できなかったでしょうね。
ブロッコリーや生のトマトにも、共通するものを感じました。
だから、子どもの頃はその三つは食べられず、いろいろ言われました。
当時その野菜には、かなしい思いがついていました。
いつから食べられるようになったか、もう覚えていませんし、
どうしてなのか、今となっては首を傾げるばかりです。
逆に言えば、子どもの野菜嫌いは、大人になるまで同じとは限らない。
嫌いなのは、その子なりの感覚で嫌と感じるからでしょう。
それがいまでも続くとは限らないのは、私の経験ではっきりしています。
他に食べ物があるのなら、拘らなくでもいいではないですか。
周りでお節介しなくてもいいのでは?
とはいえ、嫌いでも食べてみたから、私も食べられると発見できたはず。
そう思うと、ほどほどのお節介は必要なんでしょうね。