おやまーの日々

好きなもの、気になること、日々あれこれ

143467目の春の嵐

晴れたが、風が吹き荒れる。

 

暖かさに身も緩みます。それとはうらはらに、激しい大気の変動のためか、

だるさがつきまとっています。

ひとことで言えば、からだが重い、気が重い。

気持ちが弾みそうでいてブレーキがかかるような、こんなとき。

座ってできる手仕事に力付けられます。

 

体調管理という言葉が要らない暮らしをしたいと、近頃思うのです。

身体が丈夫になりたいというのとは違います。

身体に合わせて今日やることを選び、積み上げていけば生活がまわってゆく、

そんな暮らし方をしてみたい。

 

体調を管理ーコントロールできるという発想では、思い通りにならない身体は異物になってしまいます。

心と身体、両方あるからこそ私のはずなのに、ケンカしているみたいに思えてきます。

仲良く平和でいたいから、管理ではない方向へ行きたい。

 

‘農とは人間が天地と一体となることだ’

先日読んだお百姓さんの本に紹介されていた言葉です。

田畑の管理ため、草取りの労働を減らすために、他の生き物の生活を奪う近代農業。

トンボや蛙と共に暮らす百姓の暮らしは、天候により、季節により、仕事が日々違う。

それが太古からの暮らし方だったのでしょう。

 

天候により、季節により、日々違う体調を感じとれる身体を持つ人は、身体に合わせた暮らしをして、

気候という自然、身体という自然と調和していく方が幸せになれる。

そんなふうに思えてなりません。