本日も晴れの暑さ。
でも、ほんの少し気温が下がったようで、ほっとする。
図書館にて、きもの雑誌を隅々まで眺める。至福なり。
配色や柄も惹かれる。けれどそれ以上に、布が織りあがるまでのストーリー、模様で伝えようとする想いに興味があって。
伝統工芸品の作者の真摯な姿勢、長く伝えられる様々な事柄に、背筋が伸びる思い。
私のきものに対する憧れは、きれいなものを纏うことよりも、着て美しくなることよりも、日本の風土に育まれた衣類を身につけ、繋がりたいところにあると、改めて気づく。
だから日常着のことをもっと知りたいのだけれど。
身の丈に合ったものを見ていたいのだけれど。
まあよい。しばし、良家の人になってみた。