晴れ、夕より風強く、歩いていて煽られる。
本の感想やレビューを書ける人はすごい。私はいろいろなことを感じて、まとめることなどできなくなる。
最近読んだ本。
◼退歩のススメ 失われた身体観を取り戻す 藤田一照×光岡英稔
機械任せの生活になったからだけではない、身体の変化。文化も身体を規定するとは気がつかなかった。
昔の当たり前が、今は当たり前ではない。幼少の頃運動ができず、周りが当たり前にできることができずにいる自分と重なり、昔に迫ろうとするときの困難さが身に迫って感じられる。いくらまねをしても、昔の知恵に近づけなくなっていたとは。
知らずに管理されることが心地よくなっている身体を、自分(個々人)の心地よさに応じて動くようにしていきたい。
◼青虫は一度溶けて蝶になる 私・世界・人生のパラダイムシフト
藤田一照、桜井肖典、小出遥子
時代は変わっていて、模索が力になっていくんだと気付かされる。
今の常識を軽く越えた未来があるのかもしれないが、それには持っている枠組みを変えることも必要、それをする勇気があるだろうかと自問する。