おやまーの日々

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私の細幅靴 その1

私に合う靴を求めて、初めてその店(ポディア)へ出かけたのは、20年近く前だろうか。

足を測定し、ワイズがAAといわれた時は、そんなサイズがあるの?!と驚いた。

 

その時、初めて靴を誂えた。

パンツスタイルに履きやすさを求め、コンフォートポロネーゼの黒、ひも靴。サイズは確か25.5cm。

重い感じだから別の色にしようかとも迷いながら、無難な選択に。

 

このメーカーの靴は、重さがあることで振り子のようになり歩が進みやすくなるという。そのせいか、最初は疲れた。体力がない私には、負荷が大きすぎかと案じたが、フィットした靴の快適さと慣れからか、負担を感じなくなった。

甲の穴(4列)のひもをしっかり締めると、そこだけ圧迫され、血管も押されるようで気になることがあり、私にはよくないかもとも感じる。

 

履き心地がいいから、あちらこちらへ一緒に出かけ、ずいぶん歩いた。いつしかかかとの減りが深くなり、ソール全交換してもらった。

 

それから年月がたち、再びかかとが減った。でも、靴幅がゆるんできたので、このまま履き潰そうか。