暖かくして家ごもりな日。
ラ・フランスって、食べ頃がわかりにくい。田舎から戴くから毎年2,3個は見ているのだけれど、ベストな食べ頃がわからなかった。
今年も到来して数日。
今朝、気がつくと軟らかくなっていて、切ると果肉がうっすら茶色くなっていた。とりあえず食べきれる半分だけを剥く。熟れた実は香りがよくて、切るとき多少つぶれたし変色はあったけど、美味しいから気にならない。
夜、残りの半分を食べようとして、さらに軟らかくなった手触りに、ふと思いついた。熟柿のようにスプーンで食べようと。
いい感じにスプーンで掬えて、皮を剥く時に潰れたり汁が落ちたりするストレスもなくて、するする食べられる。
そういえば昔、菓子は果物のことだったというから、こんな美味しさを愛でていたのかもしれないね。
よくある砂糖の勝った甘い菓子より、自然な甘味が好きな私には何よりのご馳走。
柿も熟柿の方が好きな私、いい食べ頃はこのくらいかも。