2017-10-17 13827日目 一日一日 秋を彩るオレンジ色 中でも慎ましいのは金木犀 枝から落ち行く小花たちは たちまち吹き寄せられ 土と馴染んでゆく 戸建ての小さな庭の樹は 蕾をを持っても、咲いてからも 葉の色を少しも変えず まるで警備員みたい 出先の歩道で見かけた 腰の高さほどの刈り込まれた樹 葉があまり見当たらず 込み入った枝いっぱいに明るい色が溢れている ああ、何故こんな心ないことに? 樹は何も言わないけれど もっと労ってくださいな